第29回社会福祉士試験の受験生のみなさまお疲れ様でした。
試験の講評と合格基準の予想をしてみたいと思います。
●出題傾向について
試験委員さんが昨年とほぼ同じでしたので、過去の出題と比較すると大きな変化はなく、概ね過去の傾向どおりになっていたのではないかと思います。
●出題形式は、事例問題の数も昨年と同じで、推論型も17問と昨年と同じ数となっていました。
●「2つ選べ」問題の数は、昨年とくらべ9問も少なくなっていました。特に共通科目は3問と極端に少なかったのが特徴です。
●難易度で分類すると、B(標準)問題が多く、C(易しい)問題が少なかったのが特徴です。
●出題傾向は、例年通りの傾向
●「2つ選べ」問題が少なかった → 合格基準が昨年よりもアップ
●C(易しい)問題が少なかった → 合格基準が昨年よりダウン
の3つの傾向から推測すると、今年も昨年と同じくらいの合格基準「88点」に落ち着くのではないかと思います。
受講生は100点以上の高得点の方も例年よりも多い気がしますので、少し上がるかもしれませんが、「90点」は超えないと思いますので、90点が安心ラインではないかと思います。
●長期間の受験勉強お疲れ様でした。
結果は運命にまかせて、3月15日の合格発表を楽しみに待ちましょう。